あなたは、職場でちゃんと『挨拶』をしていますか?
毎日元気よく挨拶しているのなら素晴らしいですね。
しかし、どこの職場でも一定数『挨拶をしない人』がいるのも事実です。
職場での挨拶は人によって、主に下記の3パターンに分かれます。
- 自ら積極的に挨拶する人
- 挨拶されれば返す人
- 全然挨拶しない人
私も普段は会社員として働いていますが、職場で挨拶しない人の顔が何人か思い浮かびます。(ちなみに、私は1と2の狭間です。笑)
挨拶しない人って、なんでしないのか気になってしまいますよね。
そこで、この記事では
- 挨拶しない人はなぜしないのか
- 挨拶しない人がいることにより起こる問題点
この2つについて考察していきます。
挨拶はメリットしかないので、この記事を読んで職場の挨拶が増えたら嬉しいですね。
職場で挨拶しない人はなぜしないのか?
大前提として、職場での挨拶は当たり前の行為で、社会人としての超基本的なマナーです。
挨拶をしなくても会社で生きていくことはできますが、するかしないかなら絶対にした方がいいですよね。
では、挨拶しない人はなぜしないのか。
思いつくところで下記のとおり挙げてみました。
- 挨拶をするのが恥ずかしい
- 普段から挨拶をする習慣がない
- どうせ挨拶を返されないと思って挨拶しない
- 人を選んで挨拶している
- そもそも挨拶は必要ないと思っている
- あなたと関わりたくないと思っている
それぞれ、詳しく見てみましょう。
挨拶をするのが恥ずかしい
挨拶しない人の中には、挨拶するのが恥ずかしいと思う人も多いようです。
恥ずかしいと思うのは
- 人見知りだから
- コミュニケーションが苦手だから
- 緊張してしまうから
などが主な理由として考えられます。
本人はただ恥ずかしがっているだけなので、挨拶をする気がないわけではありません。
なので、もし挨拶が返されなくても気にせず見守ってあげる姿勢が大切ですね。
普段から挨拶をする習慣がない
普段から挨拶をする習慣がない人もいます。
個人的には、特に男性に多いように思います。
電車通勤してるとよく学生を見るのですが、女性は友達同士でも「おはよう」とか挨拶するのに、男性はあまり挨拶しない印象です。
これは主に育ってきた環境の問題だと思うので、あなたが何か気にする必要は無いですね。
きっと、職場が挨拶で活気づけば本人も挨拶の習慣ができるかもしれません。
どうせ挨拶を返されないと思って挨拶しない
「どうせ挨拶を返してもらえないから挨拶をしない」
たぶん、こんな理由で挨拶しない人も多いと思います。
なぜなら、私も挨拶を返されないことが多々あり、その度になんか虚しい気持ちになるからです。
挨拶をしても、返されないと虚しいですよね…。
誰だって虚しい思いをしたくないので
どうせ挨拶しても無視されるんだから、しなくていいや…。
っていう思考になってしまいます。
ある意味、プライドが高い人にありがちな理由だと言えますね。
でも、挨拶を返されないからって挨拶しないでいると、誰も挨拶をしなくなります。
なので、どうせ返されないからといって挨拶しないのではなく、逆に積極的に挨拶をする姿勢が大切ですね。
人を選んで挨拶している
一言でまとめるなら…イヤな奴ですね。笑
どこの職場でも、人を選んでコミュニケーションを取る人は一定数いるようです。
よくある例で挙げると、下記でしょうか。
- 特定の人にだけ挨拶をしない
- 上司など上の人にしか挨拶しない
- 同じチームの人にしか挨拶しない
これは完全に挨拶しない相手に問題があるので、あなたが気に病む必要はありません。
このような態度でいずれ困るのは相手です。
どこにでも居るタイプの人間だと思って、気にしないようにしましょう。
そもそも挨拶は必要ないと思っている
挨拶をしない人の中には、そもそも挨拶は必要ないものだと思っている人もいます。
挨拶をしなかったからといって、直接的に仕事に影響が出るわけではありません。
それに、まわりもみんな大人なので、挨拶をしないからといって相手を貶めたり嫌ったりするわけではない(はず)です。
挨拶をしなくても普通に過ごせてしまうので、そもそも挨拶に必要性を感じないというわけです。
ただ、これも挨拶しない相手の問題なので、あなたが何か気にする必要はありません。
あなたと関わりたくないと思っている
これは…ショックですね。でも、事実としてあると思います。
もし相手の人があなたと関わりたくないと思っているのなら、理由はいろいろ考えられます。
例えば…
- あなたの性格や態度が苦手
- 普段から話が合わないことが多い
- 単純に関わりがなくて苦手意識を持っているだけ
- あなたが相手に好意を持っている(相手が異性の場合)
などでしょうか。
いずれにせよ、関わりたくないからって挨拶しない理由にはなりません。
なので、あなたにできることは、あなたの方からは積極的に挨拶することくらいです。
挨拶しない人がいることにより起こる問題点
次に、挨拶しない人がいることによって起こる問題点について考えてみます。
思いつくところでは、下記のとおりです。
- コミュニケーションが不足する
- 居るのか居ないのかわからない
- 他人の悪い部分ばかり見えてしまう
- 職場の空気が悪くなる
それぞれ、詳しくみていきましょう。
コミュニケーションが不足する
挨拶は、職場での大切なコミュニケーションです。
中には、同じ職場なのに挨拶でしか関わりがない人もいるかもしれません。
なにかのタイミングで同じ仕事をするようになった時など、普段から交流が持てているかどうかで大きな差が出てきます。
たかが挨拶、されど挨拶。
普段からの挨拶は、職場の大切なコミュニケーションです。
居るのか居ないのかわからない
挨拶は、単純にコミュニケーション目的だけではないです。
会社の2大挨拶といえば、出勤時の「おはよう」と退社時の「お疲れ様」ですね。
なので、上司や同僚など職場の人に自分の存在を知らせる意味もあります。
挨拶がないと『いつの間にか退社してる』などで困ることもあるかもしれませんね。
他人の悪い部分ばかり見えてしまう
職場での挨拶が無いと、他人の悪い部分ばかり見えてしまうようになります。
なぜなら、その人の良い部分を知らないからです。
相手の良い部分を知っているだけで、ちょっとしたことなら許せてしまうものです。
例えば、職場で『声が大きい人』がいたら、下記の2パターンに分かれると思います。
普段から交流がまったく無い人
→ うるさいなぁ…としか思えなくて、ただイライラする
普段から交流がある人
→ 気になるかもしれないけど、イライラ度は低い
交流がまったくない人は『0からの評価』なので、マイナスにしかなりません。
でも、普段から良好な関係を築いている人は『プラスからの評価』になるので、ちょっとマイナスなことがあってもプラス評価が相殺してくれます。
ちょっとこの人苦手だな…って思う人でも、交流してみると意外とそうでもなかったっていうのはよくあることです。
たとえ挨拶だけの関係でも、それだけで大きな意味があります。
職場の空気が悪くなる
挨拶が無いと他人の悪い部分ばかり見えてしまうので、職場の空気が悪くなってきます。
会社員の人ならあるあるだと思うのですが、会社で働いてる人って愚痴や文句ばかり言う人が多いですよね…。
そういう愚痴や文句の矛先は『その場にいない他人』です。
たとえば、多いのは「上司が…」とか「顧客が…」とかですね。
でも、まともな思考の持ち主なら『普段から気持ちよく挨拶してくれる人』をターゲットにはしないと思います。
つまり、挨拶がない職場=誰もが愚痴や文句の対象を意味します。
なので、挨拶しない人が多いほど職場の空気は悪くなっていくと言えますね。
まとめ:積極的に挨拶しましょう
以上、挨拶しない人のしない理由と問題点についてでした。
挨拶はメリットしかないです。先ほど挙げたような人たちも、あなたが積極的に挨拶することで、全員を改善させることができます。
- 単に恥ずかしがっているだけの人
→挨拶に慣れてくれる
- 普段から挨拶の習慣がない人
→挨拶の習慣が身につく
- どうせ挨拶を返されないと思って挨拶しない人
→返ってくるとわかるので挨拶する人になる
- 人を選んで挨拶する人
→挨拶を返してくれないならその人が嫌な人になるだけなので、結果的に心を改めてくれるかも
- そもそも挨拶は必要ないと思っている人
→職場に挨拶の習慣が浸透すれば、挨拶しないと浮くので挨拶するようになる
- あなたと関わりたくないと思っている人
→挨拶を通じてちょっとずつ関わりを持てるようになる
挨拶しない人の理由は様々ですが、相手に悪意があるとは限りません。
なので、たとえ挨拶されなかったからとしても気分を害する必要は無いですね。
相手が挨拶しないからといってこちらも挨拶しないと、あなたが「挨拶しない人」になってしまいます。
なので、挨拶しない人にこそ思いっきり挨拶をしてみましょう!
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