残業は無能の証なのか?【有能と無能の違いを解説】

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働き方改革が進み、残業のありかたが見直されつつある世の中。

残業是正が進む一方で、「残業は無能な人間がやることだ」という声も見られるようになりました。

しかし、本当に「残業=無能の証」なのでしょうか?私はそうではないと思います。



この記事では、残業する人が必ずしも無能とは限らない理由と、本当の無能とはどんな人なのかについて解説していきます。

この記事を読めば、残業=無能の証ではないとわかり、無能と有能の違いがわかります。

無能と有能の違いを知れば、残業減らすことにも繋がります。残業漬けの毎日を過ごしている人は、ぜひ参考にしてください。

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「残業=無能の証」とは限らない理由

残業をする人が、必ずしも無能であるとは限りません。

なぜなら、残業は個人でコントロールできないことの方が多いからです。

残業する・しないは業務量次第

残業は「定時間内に終わらなかった仕事を定時間を超えてする」ものです。

どれだけ会社が定時で帰りづらい雰囲気だったとしても、仕事が無ければ堂々と帰るって人もいるでしょう。

しかし、定時間内に終わらせられない仕事量を抱えていたら、どれだけ優秀な人でも残業を余儀なくされます。

たとえば、1時間で10個しか作れない製品があるとして、8時間だと80個が限界です。

しかし、これを100個・120個をノルマに設定されたらどうでしょうか。残業しないとノルマ達成は不可能です。

逆に、50個・60個しか作れない人は、能力が低い=無能といえるかもしれません。

つまり、残業する・しないは業務量に依存しており、適切な量の仕事を適切な時間でこなせるかどうかです。

必ずしも「残業=無能」とは結びつきません。

上司の裁量による影響が大きい

多くの人は、上司と相談して仕事の段取りを決めると思います。

この上司が無能だと、それだけで残業が発生してしまいます。

  • 基本的にやる気がない
  • 部下に仕事を押し付ける
  • 残業前提のスケジューリング
  • 業務管理ができていない
  • 無駄な行動が多い
  • 部下の話に耳を貸さない
  • ギリギリの行動ばかり
  • 生活残業している

たとえば上記のような特徴をもった上司のもとにいたら、部下がどれだけ優秀でも仕事に遅れが生じます。

遅れが生じる分、残業の発生にも繋がります。



日本の会社で働いている以上、完全な個人プレーは難しいのが現実です。

日本は残業が多い会社が強い

残業が発生するもう一つの要因が、厳しすぎる納期です。

日本の働き方は、納期至上主義です。競争が激しい中、顧客の無茶な納期設定に「イエス」で応えられる従順な会社が仕事を得られます。

超短納期で必然的に長時間労働を強いられ、有能・無能に関係なく残業をする必要が出てくるわけです。



ちなみに、「残業=無能」は海外での価値観です。日本とは働き方も価値観も違う海外の価値観を、むりやり日本の働き方に当てはめているだけとも言えます。

残業=無能とは限らない理由まとめ
  • 残業する・しないは業務量次第
  • 上司の裁量による影響が大きい
  • 日本は残業が多い会社が強い

無能な人とは「改善意識が無い人」

本当に無能な人とはどのような人なのでしょうか。

結論から言いますと、私が思う無能な人とは「改善意識が無い人」です。

無能な人の特徴

ここで、無能な人の特徴を挙げてみます。

  • 残業多いわ〜って文句しか言わない
    → どうすれば残業を減らせるか真剣に考えていない
  • 1つのやり方に固執する
    → どうすればもっと効率的に仕事を進められるか考えていない
  • ダラダラ仕事を進めて生活残業する
    → どうすれば残業ゼロでも生活できるようになるか考えていない
  • 合わない環境に固執する
    → 自分の長所を活かした仕事ができていない

要するに、言われたことを言われたままにしかできず、自分の頭で考えて現状を変える能力を持っていない人が「無能な人」です。

改善意識を持っていれば、仕事は減らせる

1つの仕事に対して「仕事だからやるしかない」と考えるのは簡単です。

しかし、我慢するだけでは現状は改善されません。



たとえば、仕事を細分化して

  • 「やらなくていい仕事」はないか
  • 他の人と分担してできないか
  • 手数を減らせないか

などを考えれば、仕事は減らすことができます。

常に改善意識を持っていれば、自然と改善思考になれます。このような改善思考を持っている人が「有能な人」です。

環境は変えればOK

合わない環境は、変えればOKです。

合わない環境で頑張っても、あなたの長所を活かすことはできません。これは、私の実体験からも強く言えます。



少しだけ私の話をさせてください。私は、下記のような人間でした。

これまで、3つの会社と5つの部署を経験

新卒で入社した会社

  • 上司や客先からは頼られ、後輩に指導するなど優秀なポジション

1回目の転職先

  • まったく使えないポンコツ扱い。重めのうつ状態で毎日を過ごす
  • 偶然、出張で2週間ほど工場の仕事。要領よくこなせて大活躍

2回目の転職先(現職)

  • 入社時点から期待され、3ヶ月くらいから難なく業務をこなせるように
  • 半年で部署異動。部署の方針が合わなすぎて、再び重めのうつ状態
  • 1年でまた部署異動。先輩を追い抜いて上司の右腕ポジション

ちなみに、業種を変えたわけではありません。新卒の頃から一貫して、同じ業種で働き続けています。

2度もうつ状態になった原因は、人間関係が最悪だったことです。1回目は常にまわりに見下された環境で、2回目は上司がヤバい人でした。



この経験からわかるように、環境が違うだけで仕事のパフォーマンスも大きく変わります。繰り返しですが、環境は変えればOKです。



1つの場所で仕事を極めるのが美学だとか、3年は働けとかって言われますが、私からしたらどちらも無視でOK。

考えないのは楽ですが、それでは何も変わりません。今の環境が合わないと思ったら、部署異動なり転職なりで環境を変えていきましょう。

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下記の記事も参考になります

改善意識を常に持ち、有能な「人財」になろう

本記事を読んで、残業=無能ではないということがわかっていただけたかと思います。

結論を繰り返すと、有能な人間になるためには常に改善意識を持つことです。

何も考えないロボットのような毎日を過ごす無能な人間にならないよう、常に改善意識を持って仕事に取り組んでいきましょう!

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