職場に必ずといっていいほど1人はいる「昼休みに仕事をする人」あなたのまわりにもいませんか?
休憩時間を返上して昼休み中に仕事をするのは
- 時間を無駄にせず仕事ができている
- やる気がある
- 人より仕事をしていて偉い
といったことを想像する人もいると思いますが
これ、全部勘違いです。
今回は、「昼休み中に仕事をするな」をテーマに
- 昼休み中に仕事をしてはいけない理由
- なぜ、昼休み中に仕事をするのか
ということを深掘りしていきたいと思います。
- 昼休み中に仕事をしている人がまわりにいる
- 自分自身が昼休み中にも仕事をしてしまう
昼休み中は仕事をするな!
昼休み中に仕事はNGです。しても良いかどうかじゃなくて「するな」ですね。
理由は3つあります。
- 職場の雰囲気に影響する
- 仕事の生産性が下がる
- そもそも法律的にNG
順番に内容を掘り下げていきます。
職場の雰囲気に影響する
昼休み中に仕事をしている人がいると、職場の雰囲気に影響します。
昼休みの時間になってからも、しばらく仕事を続けてる人って、いますよね。
そういう人が1人でもいると、まわりの人たちにも
「昼休みに入ってすぐに休憩するのはよくない」
といった暗黙の空気ができてしまいます。
特に、先輩や上司といった上の立場の人がいつまでも仕事をしていると、下の人たちは「なんとなく、休憩しづらい」空気になりやすいです。
そうなると、休憩が健全なものではなくなってしまいます。
それに、昼休み中に仕事をしている人がいると、休憩してる人は気が散ってしまいますよね。
先輩が仕事をしているのに、自分だけ休憩していていいのだろうか…
なんて考える人も少なからずいますし、気にするなと言われても気になってしまうものです。
これでは、まわりの人も落ち着いて休憩していられないです。
1人でも昼休み中に仕事をしている人がいると、職場の雰囲気に良くない影響をもたらします。
仕事の生産性が下がる
昼休み中に仕事をすると、仕事の生産性が下がります。
まず、昼休み中に仕事をすること自体が生産性がよくないです。
- 食事を取らなければならない
- まわりの人は休憩している
- 節電などで稼動状態が100%じゃない
などの条件のもとで仕事をするので、気が散ったりして本来のパフォーマンスが発揮できるとは思えません。
つぎに、昼休みは「休憩」する時間です。
仕事をしてたらシンプルに脳が疲れますし、身体を使う仕事なら身体も疲れます。
なので、集中力を持続させるには仕事の合間の適度な「休憩」は必須です。
適度な休憩が生産性向上に効果があるのは、脳科学的にも証明されています。
そもそも法律的にNG
そもそも論ですが、『昼休み中の仕事』は労働法的にNGです。
労働法では、労働時間が6時間以上になる場合は45分以上、8時間以上になる場合は1時間以上の休憩をとることが義務づけられています。
会社のお昼休みは、単なるお食事タイムではないのです。
そうは言われても、期限があるし…
って思うかもしれませんが、期限を言いわけにしていたら永遠に休憩なんてできません。
本当にヤバいときは昼休みの返上も必要かもしれませんが、それはかなり稀なことじゃないでしょうか?
期限を守るために意地になるのと同じように、もっと昼休みにちゃんと休憩することに意地になっても良いんじゃないかと思うわけです。
▼月額980円で200万冊以上の本が読み放題
※最初の1ヶ月は無料。途中解約もOK
なぜ、昼休み中に仕事をするのか
次は、昼休みに仕事をする人はなぜ仕事をするのかについて考えてみます。
昼休みの仕事は、どうしてもしなければならない場面とそうでない場面があります。
それぞれのパターンで、内容を深掘りしてみたいと思います。
仕事をせざるを得ないパターン
誰しも、昼休みを返上してでも仕事をしなければいけない場面はあります。
たとえば、次のような状況です。
- 顧客からの無茶ぶり短納期
- 昼休憩中にかかってくる緊急電話
- 評価など途中で止められない作業
- 教師など子供相手の仕事
なので、一概に「昼休みは絶対に仕事をするな」とも言えないのが現実です。
自分の都合でやるパターン
緊急の用事がなくても昼休みに仕事をする人はいます。そういった人たちは、どういう理由で仕事をしているのでしょうか?
考えられるのは、次のようなパターンです。
- キリが悪い
- 休憩中やることがなくて暇
- 忙しいアピールをしたい
このような理由で休憩中に仕事をする人も、少なからずいると思います。
ただし、先にも話したように昼休み中に仕事は「するな」です。なので、昼休みに入ったらピタッと仕事を止めるのが理想ですね。
昼休憩の時間は、ちゃんと休憩しましょう。
昼休み中の仕事を強要されているなら
もし、あなたの意思に反して毎日のように昼休み返上を強いられているなら、それは会社の体制やルールに問題があります。
その場合は、素直に転職を考えることをおすすめします。
昼休憩は法律でも決められたルールです。本来は休憩できる環境にあるのにそれを守れないような体質では、どのみち会社に未来はありません。
それに、これから長く勤めるのであれば、どうせなら気分よく働きたいですよね。
いまの時代、転職のハードルはそこまで高くありません。これからの長い仕事人生、ストレスの少ないものに変えていきましょう!
▼転職のプロに相談するなら
>> doda転職エージェントに登録
▼自分のペースで転職先を探したいなら
>> リクナビNEXTに登録
※どちらも無料で使えます
まとめ:まわりを気にせず休憩しましょう
本記事では、昼休み中に仕事をしてはいけない理由と、なぜ昼休み中に仕事をするのかについて解説しました。
昼休憩中に仕事をする人は、どうしても一定数います。なので、そういう人のことは気にせず、あなたはしっかりと休憩しましょう。
下記の記事で昼休みの過ごし方についてまとめています。よかったら覗いていってください。
▼月額980円で200万冊以上の本が読み放題
※最初の1ヶ月は無料。途中解約もOK
コメント