なぜ残業自慢をするのか？残業自慢する人の心理【結論：関わると損】

残業自慢する人っていますよね。

今年で30歳になる私も会社でサラリーマンをしていますが、下記のようなセリフをこれまで何度も聞いたことがあります。

聞くたびに、気持ちがゲンナリしますね…。



社会人を10年近く過ごしてきて率直に思ったのは、残業自慢する人とは極力関わらないようにするのがベターだってことです。

その件も含め、本記事は下記の内容を解説していきます。

まわりに残業自慢する人がいてウザい…と思っていたら、ぜひ最後まで読んでみてください。

きっと、残業自慢する人のことはどうでもよくなりますよ。

残業自慢する人の心理とは

残業自慢する人って、なんで自慢したがるのでしょうか。

結論からいいますと、承認欲求が強いからです。

承認欲求とは、「他者から認められたい、自分を価値ある存在として認めたい」という欲求であり、「尊敬・自尊の欲求」とも呼ばれる。

引用元：Wikipedia「承認欲求」

このことから、残業自慢する人の心理は下記の2つが考えられます。

• 自分の頑張りを認めてほしい
• 他の人より上だという優越感がほしい

この2つをさらに深掘りしていきます。

自分の頑張りを認めてほしい

人間は、他人から認められたいと思う生き物です。

なので、他の人から認められたいという気持ちから「残業自慢」に発展すると考えられます。



わざわざ自分で言わなくても…と思うかもですが、日本の会社では「他人を褒める」という文化がまったく浸透していないないのが問題だと思います。

褒められることが少ないので自分の価値が見い出しづらい。結果、頑張っているんだと認めてもらいたい気持ちから残業自慢をしてしまう。

そんなところではないでしょうか。

他の人より上だという優越感がほしい

もう1つが、他の人より上だという優越感から残業自慢すると考えられます。

学校教育から会社の出世まで、日本の社会は常に他人との比較です。

他の人より自分の方が上だと認識することで、自分自身の価値を高めたい。そんな気持ちが、承認欲求の強さに直結します。

残業自慢にイラッとしてしまうのも、ある意味で自分自身も他人と比較してしまっているからだと言えます。

残業自慢する人との接し方

残業自慢する人との接し方ですが

この2点だけ気をつけておけばOKです。

極力関わらない

残業自慢されても、適当に受け流せばOKです。

残業自慢する人を相手にしても、あなたには何のメリットもありません。

残業自慢は相手が承認欲求を満たしたいだけ。あなたが感情を動かされても疲れて損するだけなので、関わるのは無駄と言えます。

とはいえ、露骨な無視もどうかと思うので、結論は「適当に受け流す」でOKです。

否定的に見ない

残業自慢する人がいたとしても、その人のことを決して否定的に見ないことです。

承認欲求を満たしたいがために言っているだけで、あなたに対して不快な思いをさせてやろうという気持ちで言っているのではないはず。

他人を否定的な目で見るようになると、あなた自身が嫌な人になってしまいます。



私も社会人になったばかりの頃で、他人の嫌な部分ばかり目について無駄にストレスが溜まっていた時期がありました。

常に否定的な目で他人を見ていたので、今思うとだいぶ嫌なヤツだったと思います。



嫌な人になってしまうと、他の人からの信頼がなくなったり損をすることが多いです。

残業自慢されるとイラッとして否定的な感情を持ってしまいがちですが、そこは気をつけておきたい点です。

あなた自身が残業自慢する人にならないために

他人に認められたい…というのは人間の本能なので、その気がなくても無意識に見栄を張ってしまうこともあるかもしれません。

そうならないためには、自分自身に価値があると認識するのが大切です。

自分の価値を見出して承認欲求を満たしてあげる

自分に価値があると認識できれば、承認欲求は満たされます。

価値を見出すには、客観的な評価を知るのが効果的です。



具体的には、下記の2つの方法があります。

どちらも、客観的な視点からあなたの価値を知れる上に、無料で利用できます。

興味本位でも、やってみて損はしません。

ミイダスとは

ミイダスの無料診断では、あなたの市場価値（適正年収）を具体的な数字で診断できます。

適正年収を知ることで、あなた自身にどれくらいの価値があるのか測ることができます。

今の年収と比較する必要はなく、『自分にはちゃんと価値がある』ということが認識できればOK。ぜひやってみましょう！

グッドポイント診断とは

グッドポイント診断は、5つのグッドポイント（強み）を知ることができます。

自分ひとりではなかなか気づけない強みを見つけられるので、あなた自身の強みを知るのには最適です。

まとめ：つまらないストレスは減らしましょう

残業自慢する人と関わることで、あなた自身ストレスを溜めていては損です。

それに、下手に関わるとあなたにも残業自慢する人の思考が伝染してしまうかもしれません。

あなたが損しないためにも、極力関わらない・適度な距離感で接するを心がけていただければと思います。