だらだら残業をしている人がいてむかつく!と思いながら仕事をしていませんか?
だらだら残業、迷惑ですよね。残業代って甘い汁がある以上、どこの会社にもかならず1人はいるような気がします。
私はこの記事の執筆時点で3社5部署を経験していますが、いまのところパーフェクトでだらだら残業してる人を見ています。
では、だらだら残業をしている人にむかつくとき、どうやって心の整理をしたらいいのか、本記事では下記について解説していきます。
- だらだら残業のデメリット
- だらだら残業する人の末路
- だらだら残業する人に心を乱されないための対策
もう結論から言ってしまうと気にしないのが1番なのですが、それだけでは面白くないのでいろいろと掘り下げてみたいと思います。
だらだら残業はデメリットしかない
だらだら残業は、デメリットしかありません。
強いてメリットを挙げるなら、残業代で給料が増えるくらいですが、これも長期的に見るとデメリットになり得ます。
そのへんの話も踏まえて、だらだら残業のデメリットについて見てみましょう。
時間を浪費する
だらだら残業は時間の浪費です。
残業代を稼ぎたいのか、家に帰りたくないのか知りませんが、時間をかけて仕事をするので生産性とは程遠い働き方ですね。
はやく仕事を終わらせればあるはずだった時間をだらだら残業して潰しているわけですから、浪費以外のなにものでもありません。
自己成長を止める
時間を浪費するということは、自己成長の機会も失います。
仕事に向きあっている時間が増えているとはいえ、だらだら残業していては身につくものもないでしょう。
会社に拘束される時間が増えるので、そのぶんプライベートの時間は削られ、学ぶための時間も減り、仕事の疲れもとれず、自己成長もなにもありません。
会社全体の生産性を下げる
だらだら残業する人がいると、会社全体の生産性も下がります。
いろんなパターンがあると思いますが、たとえばだらだら残業をしている人の仕事をフォローするために、他の人も残業しなければならないこともあるでしょう。
あるいは、だらだら残業してる人のダラダラタイムに巻き込まれて、ムダなお喋りや説教につきあわないといけないかもしれません。
1人でもだらだら残業している人がいれば、残業代欲しさにだらだらと残業する人が他にも出てくるかもしれません。
可能性を考えればキリがないですが、ひとつ言えるのは、だらだら残業は悪い影響を生み出すということです。
残業禁止になったら詰む
だらだら残業する人は、残業した状態がデフォルトになっている状態です。残業できなくなった途端にいろんな帳尻合わせをしなければいけなくなります。
たとえば、生活レベルが残業代に頼ったものになっていたら、残業代が出なくなった途端に生活レベルを下げなければいけませんよね。場合によっては生活の破綻につながります。
ほかにも、これまでだらだらとしていた仕事を残業なしでこなさなければならないので、生産性をあげていく必要もあります。
いままでだらだら仕事をしていた人が、パチっとスイッチを切り替えて効率よく仕事をするのは大変なことです。
このように、普段からだらだら残業している人は残業禁止となった途端にヨワヨワになってしまいます。残業のあり方が見直されているいまのご時世、だらだら残業はリスクでしかありません。
だらだら残業する人の末路とは?
だらだら残業をしている人は、時代の流れに合っていないので、どんどん淘汰されていくと思います。
では、具体的にどうなっていくのでしょうか?ちょっと考えてみましょう。
変化の激しい世の中についていけない
だらだら残業をするということは、時間を大事にできていない証拠です。
新型コロナが流行ってからとくにそうですが、2・3年もすれば働き方がガラッと変わるのを肌で感じます。
仕事でダラダラと過ごしていると、こうした激しい変化に取り残されてしまいます。
いつかはまわりと差が出てきて、変化に対応できず、仕事についていけなくなり、どんどん居場所を失っていくことでしょう。
市場価値が低く転職が厳しい
だらだら残業すると生産性が悪く、身につくものも少ないので、市場価値が低くなります。
いまの世の中、終身雇用の常識も通用しなくなってきたので、リストラなどがあれば真っ先に白羽の矢が立つでしょう。
それだけでなく、生産性が低くスキルもない人間はどこの会社も欲しいと思いませんよね。転職も厳しくなるので、お先真っ暗です。
お金を稼ぐ能力がなく生活が苦しくなる
だらだら残業をする人は、時間の浪費=お金を稼ぐ手段としているので、あまりマネーリテラシーが高いとは言えません。
残業をして収入を増やすという考えでは、そこで思考がストップしてしまい、他の方法でお金を稼ぐという発想に行きつかないでしょう。
お金を稼ぐ方法は、工夫すればたくさんあります。あるいは、支出を減らすことも収入を上げることと同義です。
だらだら残業して時間を浪費していては、工夫したりいろいろ試す余裕も発想もなく、長い目で見たら生活が苦しくなることでしょう。
だらだら残業する人に心を乱されないための対策
だらだら残業する人がいると、単純にイライラしますよね。仕事のモチベーションにもかかわるし、迷惑極まりないです。
でも、そんな人のためにあなたが心を乱されるのはもったいないです。だらだら野郎にマイナスの影響を受けるわけですから。
では、だらだら残業する人に心を乱されないためにはどうしたらいいのか、対策を見てみましょう。
基本的には関わらないのが1番
冒頭でもお話ししましたが、結局は「関わらないこと」これが1番です。
だらだら残業はその人が選んでしていることなので、外野がとやかく言ったって本人の性格や気持ちが急に変わるとは思えません。
たとえば、あなたは「だらだら残業するな!」と口うるさく言うことはできますが、だらだら残業をやめるかどうかは相手次第です。
そう考えると、下手に関わるのはあなたの貴重な時間と労力を消費することになります。つまり、だらだら残業野郎のせいであなたが損をするということです。
この考え方を、アドラー心理学では「課題の分離」って言ったりします。知っておくと人間関係のストレスの大半を消せるので、オススメですよ。下記の本で詳しく学べます。
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というわけで、結論を繰り返すと「関わらないこと」これが1番です。
その人を何とかしようと思わない
次に大切なのは、だらだら残業する人を何とかしようと思わないことです。
だらだら残業をなんとかするのは会社の問題であって、あなた自身の問題ではないはずです。
ただし、あなたが管理職で部下のだらだら残業を改善する必要がある場合は何とかしなければなりません。
あるいは、あなた自身が主体的に「だらだら残業を改善したい」という強い思いがあれば、それもあなたの課題になるでしょう。
そうでなければ、下手に何とかしようと思うのは余計な労力になるだけなので、やはり関わらないのが1番です。
上司に軽くチクってみる
関わらないのが1番といいながらも、メンバーの士気が下がったり、生産性の低下につながるのも事実です。
なので、会社に問題意識をもってもらうためにも、上司に軽くチクってみるのも手です。
だらだら残業する人がいることで1番困るのは経営者です。なので、チクるにしてもあくまで会社の問題として扱い、深く踏み込まないようにするのが無難です。
会社が黙認しているなら転職も視野に入れる
会社がだらだら残業を知っておきながら黙認している場合は、転職も視野に入れましょう。
黙認しているということは、改善意識が低い可能性があります。そういう会社は、残念ですが未来があまり明るいとも思えません。
ただ、すぐに転職しましょうというわけではなく、とりあえず転職活動をしてみていつでも転職できる状態を作っておきましょうってニュアンスです。
転職という選択肢を持っておけば、会社や上司に言いたいことも言いやすくなりますし、もしなにかあってもすぐにサヨナラできます。
転職する気がなくても、転職サイトか転職エージェントを利用して、とりあえず応募して、面接を受けてみる。その経験から、あなたが市場から求められているものがわかり、いつでも転職できる状態をゲットできます。
面接まで受ければ転職活動にも慣れますし、あわよくばいい会社から内定をもらえるっていうオマケもあるかもしれません。
というわけで、いますぐ転職する気がなくても転職活動を始めてみるのをオススメします。
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