この記事では、定時で帰ると嫌な顔されるって悩みを解決します。
定時で退社しようとすると
え?もう帰るの?
みたいな空気を出してくる人、いますよね。
せっかく気持ちよく定時退社しようとしているのに、これでは申し訳ない気持ちになってスッキリしないです。
では、なぜ嫌な顔をされなきゃいけないのか。この記事では定時で帰ると嫌な顔される理由と対処法について解説していきます。
筆者はこれまで、3つの会社と4つの職場を経験していますが、定時で気持ちよく帰れる会社は少ないですね…。
それでも、いまは定時退社をしつつ、まわりの人間関係も良好です。参考になる情報をお届けできるかと思います。
この記事を読めば、定時で帰ると嫌な顔をされる理由がわかり、まわりを気にせず定時で気持ちよく帰れるようになります。
定時で気持ちよく帰れる人が少しでも増えたらなって思いで執筆します。
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定時で帰ると嫌な顔をされる理由
次の3つの理由が考えられます。
- 自分起因
⇒ 充分な業務量をこなしていない
- 相手起因
⇒ 定時で退社できることに嫉妬されている
- 会社起因
⇒ 職場全体で「残業=偉い」という雰囲気
たぶん、突き詰めたら原因はこの3つしかないんじゃないかと思います。
順番に詳しく解説していきます。今のあなたはどれに当てはまっているのか、確かめてみてください。
充分な業務量をこなしていない
まずは業務量が適切じゃないパターン。これは、あなた自身に起因します。
具体的にいうと、実は充分な量の業務をこなしていないのかもしれません。
そんなことはない!ちゃんと自分の仕事は終わらせて帰ってるから文句をいわれる筋合いはない!
って思うかもですが、単に自分の仕事を終わらせただけで満足していてはダメです。
相対的に見たら、仕事の量が他の人よりぐっと少ないのかもしれません。
あなたが定時で帰っている代わりに他の人が残業しているのなら、嫌な顔をされて当然です。
また、量が適切でも「質」が伴っていなければ意味がありません。
いくら仕事が早くても、ミスばかりしていたら仕事していないのと同じです。
と、厳しいことばかり言いましたが、実際はどうなのかは確かめてみないとわかりません。
いまいちど、あなた自身の仕事が適切か見つめ直してみましょう。
定時で退社できることに嫉妬されている
つぎに、単に嫉妬されているだけのパターンです。これは、相手に起因します。
こっちは頑張って残業してんのに、早よ帰れてええなぁ〜
みたいな醜い嫉妬です。
この場合は、気にしなければOK。あなたがやるべきことをきちんと終わらせて退社しているのなら、なにも間違ってはいません。
10人いたら10通りの価値観があるので、いちいち気にしても心が消耗するだけです。
逆に、あなたが定時で帰っても嫌な顔しないどころか、お疲れ様と声をかけてくれる人もいるんじゃないでしょうか?
そういう人にこそ目を向けるべきです。
なお、定時退社すると仕事を増やされるなどのハラスメントがあったら、適切に対処しましょう。下記の記事が参考になると思いますのでご覧ください。
職場全体で「残業=偉い」という雰囲気
さいごは、職場が残業しない人を非難する体質のパターンです。
これは会社そのものに起因します。多くの場合、昔の働き方の考え方・価値観がそのまま受け継がれている状態です。
この場合、あなたが優秀で仕事を早く終わらせる人だったとしても無駄です。
単純に「定時で帰る=悪」という価値観なので、仕事が早かろうが遅かろうが定時で帰れば嫌な顔されます。
定時で帰っても嫌な顔をされない人とは
定時で帰ると、嫌な顔される人とそうじゃない人がいます。(会社の体質など、どうしようもない場合は除く)
では、定時で帰っても嫌な顔されない人とはどんな人なのでしょうか。
結論は、周囲からの信頼が厚い人だと私は考えます。
具体的には、下記のような特徴を兼ね備えた人です。
- 仕事は完璧にこなす
⇒ 自分の仕事だけでなく、周囲のサポートも積極的。それでいて仕事は早い
- 周囲への配慮ができる
⇒ 常に改善意識をもち、業務効率化に貢献したり、職場環境を良くしようとできる
- 最低限の常識がある
⇒ 遅刻・無断欠勤はもってのほか、きちんと報・連・相ができて周囲を不快にさせない
- 余裕がある
⇒ 余裕がある人には周囲も接しやすい
- ユーモアがある
⇒ 親しみやすく、他人から好かれる
要するに、仕事が完璧で、かつ人間性が高いってことです。
仕事ができても人間性がダメだったら、普通に嫌われます。
逆に、人間性が高くても仕事が雑だったら、これもまた定時で帰ると嫌な顔されても仕方がないでしょう。
「仕事が完璧」「人間性が高い」
この2つを兼ね備えた人こそ、周囲からの信頼も厚く、定時で帰っても嫌な顔されない人だと言えます。
気持ちよく定時で退社する方法
まわりを気にせず、気持ちよく定時で退社する方法は、次の3つのいずれかです。
- 仕事を完璧にこなし、周囲からの信頼を集める
- 徹底的に嫌われる
- 転職して環境を変える
「気持ちよく帰る」ことを考えるなら、たぶんこの3つしか方法は無いんじゃないかと思います。
順番に解説していきます。
仕事を完璧にこなし、周囲からの信頼を集める
1番の理想はこれですよね。誰からも信頼されて気持ちよく退社する。
要は、「定時で帰っても嫌な顔されない人」の条件を満たせばいいってことです。
周囲からの信頼が厚ければ、あなたが定時退社することを誰も咎めないし、あなた自身もスッキリした気分で帰れます。
今日明日ですぐに実践できる方法ではないですが、目指すべき本質はこの方法ですよね。
できることから少しずつ、信頼される人間を目指して取り組んでいきましょう。
下記の記事も参考になると思いますので、あわせてご覧ください。
徹底的に嫌われる
先ほどとは逆に、徹底的に嫌われる方法です。
要は、嫌な顔されても気にせず、自分は自分だと割り切って帰るってことです。
日本の労働環境は、まわりに合わせることや空気を読むことを求められます。
まわりに残業してる人がいるのに退社すると、怒られたり嫌味を言われるような状況です。この記事のテーマもそうですね。
じゃあ、気持ちよく帰るためにはどうすればいいかというと、まわりの顔色を気にせずに帰ることです。
つまり、まわりから嫌われるということ。日本の会社は、いつでも真面目な人が損をして嫌われる人が得をするシステムです。
本質からは外れますが、手段の1つとしてこのように嫌われる方法もあります。
転職して環境を変える
- 話が通じない上司や同僚
- 定時で退社するのを悪とする体質
など、このような残業が常態化している会社にいても幸せにはなれません。
人間関係や会社の体質が原因の場合、あなたがどれだけ頑張ったところで気持ちよく定時で帰るのは不可能でしょう。
なので、転職して環境を変えるしか方法はありません。
あるいは、運を天に任せて会社が根底から職場改革してくれるのを期待するか、どちらかです。
あるかないかわからない会社の改革を、ただ指を咥えて待つのは現実的ではないですよね。
理不尽やハラスメントに我慢する時代はとっくに終わってます。転職して、気持ちよく仕事ができる環境に身を投じていきましょう。
おすすめの転職サービス
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まとめ:状況にあわせて適切な対処を
定時で帰ると嫌な顔される理由と対処法について解説しました。
状況にあわせて対処法は変わると思います。自分起因なのか、相手起因なのか、会社起因なのか、状況を見極めて適切に対処していきましょう。
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