会社に何年も勤めているのに給料がまったく上がらない…って悩んでいませんか?
どんなに頑張っても給料が上がらない会社というのは、意外と多いみたいですね。
私も、過去に次のような会社に勤めていました。
- 昇給額は毎年1,000円
- 年収は残業代とボーナスの額に依存
- 勤続10年目の手取りが新卒よりも少ない(新卒は住民税がかからない)
でも今は、しっかりと給料が上がっていく会社に転職して、給料の不安から来るストレスはすっかり解消されました。
頑張って働いているのに、給料が全然上がらないとモチベーションも上がらないし、将来も不安になってしまいますよね。
どれだけ頑張っても給料が上がらない会社は、早めに見切りを付けるのが大切です。
この記事を読めば、給料が上がらない会社の特徴がわかり、給料が上がらない会社に居続けるのがヤバいってことがわかります。
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給料が上がらない会社の特徴
給料が上がらない会社の特徴は下記のとおりです。
- 何年働いても昇給額が少ない
- 賞与の金額はやたら高い
- 業務効率化の意識が低い
それぞれ詳しく解説していきます。
何年働いても昇給額が少ない
給料が上がらない会社は、何年経っても昇給額が少ないままです。
後述しますが、一度上がった基本給は下げるのが難しいので、昇給でなかなか給料が上がらないという特徴があります。
私の場合、新卒で勤めていた会社の昇給額は、毎年一律で1,000円でした。
1年で1,000円の昇給だと、10年勤めてもほとんど基本給は変わらないですよね…。
ちなみに、日本労働組合総連合会がまとめたデータ(春闘)を見てみると、1年で大体4,000円〜6,000円くらいが平均くらいと言えそうです。
給料を上げるおもな手段は『昇給・昇格』なので、昇給額が少ないのは致命的です。
賞与(ボーナス)の金額はやたら高い
給料が上がらない会社は、賞与(ボーナス)の金額はやたら高く設定されているという特徴があります。
基本給は少ないけど、そのぶんボーナスで還元しているって会社も多いと思います。
年収で考えたら差がないように思いますが、気をつけなければならないのはボーナスは簡単に変動するということ。
会社は社員に給与を支払わなければなりません。売上が好調じゃないときは、ボーナスで調整ができてしまいます。
そのボーナスの額が高く設定されているということは、調整幅が大きいということ。売上に限らず、会社の都合で変動します。
私が新卒で勤めていた会社は、まさしく基本給が少なくボーナスが高い会社でした。
いまも勤めている後輩から「コロナ禍で残業代とボーナスがなくなって生活できなくなった」という報告も聞いています。(その後輩くんは転職するそうです)
大切なのは、目先の金額だけではありません。
業務効率化の意識が低い
給料が上がらない会社は、業務効率化の意識が低いです。
業務の効率化は
- 短時間で業務を完遂し会社の売上に貢献する
- 無駄な残業が減り従業員の幸福度が上がる
といったことから、結果的に会社の発展へと繋がっていきます。
つまり、効率化の意識が低い会社は、なかなか発展せず従業員の給料を上げる余裕もなくなってしまうというわけです。
給料がなかなか上がらない理由
なぜ、給料がなかなか上がらないのか。次に、給料が上がらない理由について見ていきましょう。
会社の給料がなかなか上がらない理由は、おもに次の3つが考えられます。
- 売上の多くは上の人に還元されている
- 一度上げた基本給は下げるのが難しい
- そもそも売上があまり出ていない
こちらも、順番に見ていきましょう。
売上の多くは上の人に還元されている
なかなか給料が上がらない理由の1つとして、会社の売上は上の人たちにたくさん還元されているというのがあります。
会社にとって重要な人に報酬が多く支払われるのは、当然といえば当然ですよね。
すなわち役職者、それも部長や課長クラス以上の人たちがメインです。
一般社員やチームリーダークラスの人たちは、上の人たちとくらべて責任の度合いが控えめなので、どうしても給与額の優先度は低くなってしまいます。
一度上げた基本給は下げるのが難しい
給料がなかなか上がらない理由として、一度上げた基本給は下げるのが難しいというのが考えられます。
基本給の減額は労働者にとって不利益となる変更なので、むやみに減額すると労働契約法に違反する可能性があるのです。
なので、会社としては人件費をおさえるためにも、基本給はできるだけ上げたくないという思惑があります。
そもそも売上があまり出ていない
給料がなかなか上がらない理由として、そもそも売上があまり出ていないということも考えられます。
会社が従業員に給料を支払うためには、売上が必要です。
昇給・昇格などで給料を上げていくなら、そのぶん売上も必要。
年に1度すべての社員の給料が昇給で上がっていくので、毎年売上を伸ばし続けていかないと会社が存続できなくなってしまいます。
なので、そもそも売上が出ていない会社は従業員の給料を上げていく余裕もありません。
給料が上がらない会社に居続けるとどうなる?
給料が上がらない会社に居続けるとヤバいです。
具体的にどうヤバいのかというと、次のようなリスクが考えられます。
- 気持ちに余裕がなくなる
- 同年代の友人たちと差が広がっていく
- 年齢を重ねるごとに生活が厳しくなる
どれも重大なリスクです。順番に詳しく見ていきましょう。
気持ちに余裕がなくなる
給料が上がっていかないと、収入の不安から気持ちに余裕がなくなってきます。
不安から来るストレスは、思っているよりも大きいです。
イライラして他人に当たったり、自己嫌悪で気持ちが沈んだり、最悪の場合は“うつ”などの心の病気に繋がってしまう可能性もあります。
ふだん何気なく生活していて心が不安定になるのは、お金が原因であることが多いです。逆に言えば、お金に余裕があるだけで気持ちにも余裕が出てきます。
同年代の友人たちと差が広がっていく
給料が上がらない会社にずっと勤めていると、当然ながら給料は全然上がりません。
なので、同年代の友人たちとどんどん差が広がっていきます。
そして、収入の差が広がるほど、いつまでも同じ友人関係を続けるのが難しくなってきます。
お金に余裕がある人は遊びにも余裕がありますが、給料が少ないと遊びに付き合う余裕もなくなります。
次第に付き合いが減り、最終的には疎遠になってしまいます。
こんな感じで、同年代の友人たちと経済的にも物理的にも差が広がっていくのです。
年齢を重ねるごとに生活が厳しくなる
給料が上がらない会社にずっと居続けると、年齢を重ねるごとに生活が厳しくなっていきます。
結婚願望がある人なら、そのうちに結婚して家庭を持ったり、子どもを養っていく必要が出てくるかもしれません。
もしそうでなくても、年齢を重ねるごとに病気のリスクが増えていきます。
親の介護も必要になってくるかもしれません。
このように、年齢が上がっていくほど収入が少ないことによるリスクも一緒に大きくなっていきます。
今は大丈夫でも、ずっと同じ収入で一生暮らしていくのは難しいですね。
給料が上がらない会社からは早々に転職すべき
給料が上がらない会社からは早々に見切りをつけて転職すべきです。
何年も給料が上がっていない会社は、これからもずっと上がらないままです。
なぜなら、会社が既にそういう体質だから。
基本給が上がるには、給料が上がるしくみを作っていかなければなりません。
しくみづくりにはまず大前提として、会社がしくみ作りをしていく姿勢が必要です。
つまり、「これからは基本給を上げていこう」とする気があるかどうかです。たぶん、ほとんどの会社では叶わないと思います。
それだけでなく、しくみ作りには時間もノウハウも必要です。明日から急に「基本給を上げます」と言ってもいきなりできるわけがありません。
つまり、いまの会社で基本給が上がる可能性はほぼゼロってことです。
小さな可能性にかけていまの会社にしがみつく明確な理由がありますか?いまは転職が当たり前の時代です。
給料が上がらない会社からは早々に見切りをつけて転職したほうが、これからの人生幸せになると思いますよ。
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給料がしっかりと上がる会社に転職するためのポイント
下記のポイントを押さえていれば、大企業でも中小企業でも関係なく、しっかりと給料が上がる会社に転職できる可能性が高くなります。
- 今より年収が上がる会社を選ぼうとしない
- 給与水準が高い業界を選ぶ
- 福利厚生が充実している会社を選ぶ
- 面接時に昇給のしくみや将来の想定年収をしっかりと説明してくれる会社を選ぶ
- 内定承諾の前に必ず一度は従業員の働いている現場を見せてもらう
それぞれ詳しく解説していきます。
今より年収が上がる会社を選ぼうとしない
転職する時に大切なのは、今より年収が上がる会社を選ぼうとしないことです。
なぜなら、転職をして今より年収が上がることは少ないから。
転職をすると、年収は今と同等か今よりも下がることの方が多いです。
会社で積み上げてきた評価がリセットされて、もらえるボーナスの金額も下がるので、当然といえば当然ですね。
年収が上がるパターンは、優秀な人が低賃金のブラック企業で不当な扱いを受けていたか、突出したスキルがある場合に限ります。
なので、たとえ今より年収が同等かあるいは下がったとしても、将来的にちゃんと給料が上がるのかを重視するのがポイントです。
将来的に給料が上がっていけば、数年で今より充実した生活が手に入ります。
給与水準が高い業界を選ぶ
転職で他業界を選べるのなら、今後伸びていく業界を選ぶと給料UPが期待できます。
たとえば、IT業界。理由としては大きく2つあります。
- AIや自動運転などの技術が発展していく
- 小学校でプログラミングの授業が必修化
これからの時代にあった需要が高い業界なので、仕事や給料の安定性は間違いなく期待できるといえます。
転職しやすい時代背景も後押しして、20代なら充分に学び直すことも可能です。
思い切ってIT業界に飛び込んでみるのも1つの手ですね。
未経験でもIT業界に転職できるのかな…と不安なら、まずはエンジニアスクールなどでプログラミングを学ぶところから始めましょう。
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福利厚生が充実している会社を選ぶ
福利厚生が充実している会社ほど、将来的に給料が上がる見込みが大きくなります。
理由としては、住宅手当、家族手当、通勤手当など、基本給以外の給料が増えるから。
たとえば、私が以前勤めていた会社では、住宅購入すると数百万円を支給してくれたり、子どもの入学祝いや七五三祝いなどユニークなものもありました。
実費でまかなう分を会社が支給してくれたり、本来はもらえない手当を貰えるのは、ありがたい制度ですね。
福利厚生は会社によって違います。せっかくなら福利厚生が充実している会社を選んだ方が、給料の面では大きなメリットになります。
福利厚生の詳細は、会社のHPを見るか、求人票や面接など入社前のタイミングで確認することができます。
面接時に昇給のしくみや将来の想定年収をしっかりと説明してくれる会社を選ぶ
面接のときに、昇給などで給料が上がっていく仕組みや、将来の想定年収をしっかりと説明してくれる会社を選ぶのが大事です。
しっかり説明できるということは、自信がある証拠。ここをしっかり説明してくれる会社はまず間違いなく給料は上がると期待して良いでしょう。
逆にいうと、ここの説明を濁す会社はヤバいですね…面接のときには、絶対に確認するようにしましょう。
内定承諾の前に必ず一度は従業員の働いている現場を見せてもらう
どんな転職でも共通して言えますが、内定承諾の前に必ず一度はその会社の従業員が働いている現場を見せてもらうようにしましょう。
具体的に見るポイントは、働いている人たちは笑顔で活き活きとしているかどうかです。
ストレスは外見や表情に出ます。幸福度が高くない会社ほど、みな疲弊しきった表情で仕事をしているものです。
働いている人たちの表情が明るい会社を選べば、転職したあとに失敗したと思う可能性を低くできます。
あとは、あなた自身がその現場で一緒に働いている姿を想像できるかどうかを見極めるのも重要です。
しっかりと見極めていきましょう!
まとめ:転職サイト・転職エージェントを活用しよう!
本記事の内容は以上です。
繰り返すと、給料が上がらない会社に居続けるとヤバいです。
給料が上がらない会社に居続けるとあなたの将来に重大なリスクをもたらします。早めに対処しましょう。
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