- 起きないといけないのに起きられない
- 目覚まし時計の音に気づかない
- 寝坊して遅刻することが多い
こんな悩みを持つ人向けの記事です。
朝に起きられないって悩みは、起きる仕組みを作ることで解決します。
具体的にどうすればいいのか、朝に起きるのが得意な筆者が解説します。
朝起きられなくて悩んでいる人は参考にしてみてください。
朝に起きられないのは仕組みを作れば解決します
朝に起きられないのは、仕組みを作れば解決します。
仕組みとは → 事をうまく運ぶために工夫された計画
たとえば、朝の決まった時間に起きたいって思ったら、多くの人が目覚まし時計をかけると思います。この「目覚まし時計をかける」っていうのも、起きるための仕組みです。
ただ、それでも起きられずに寝坊してしまう…という人は、さらに原因を掘り下げて新しい仕組みを作る必要があります。
仕組みを作る具体的な方法は、原因をつきとめて対策を考えることです。
原因を掘り下げて仕組みをつくり続ければ、いつかあなたにとってちょうどいい「起きられる仕組み」が完成します。
朝に起きるための仕組みの具体例
実際に、具体例を使って「起きられない原因」と「起きるための仕組み」を考えてみます。
目覚まし時計を止めて二度寝してしまう
朝、目覚まし時計の音で起きるけど、時計を止めてからそのまま2度寝してしまって寝坊するパターンです。
この場合、起きられない原因は「目覚まし時計を止めて2度寝してしまう」です。
そこで、「目覚まし時計を2重にかける」という仕組みを作ってみます。
そうすれば、1つのアラームが止まっても2つめのアラームで起きられます。
目覚まし時計を二重にかけても寝てしまう
目覚まし時計を二重にかけてもダメな場合は、たぶん三重・四重とかけても一緒です。
なので、「起き上がらないと届かない場所にセットする」ようにします。
一度身体を起こせば、二度寝を回避できる可能性がぐんと上がります。
「逃げる目覚まし時計」というおもしろい目覚ましグッズもあります。興味がある方は、取り入れてみてはいかがでしょうか。
音が鳴っても気づかず寝続けてしまう
音が鳴っても寝続けてしまう場合は、音以外の方法で目を覚ます仕組みを取り入れてみましょう。
音以外で目を覚ます、おもな方法を紹介します。
光の目覚まし時計
1番おすすめしたいのが、光で目を覚ます「光目覚まし時計」です。
人は、朝日を浴びるとセロトニンという脳内物質が分泌されて、脳が活性化します。これは、光を体内に取り入れることで「朝だ」と認識させるためです。
つまり、光を浴びれば目が覚めるということ。光目覚まし時計は、起きるためのツールとしては理にかなった優れものというわけです。
振動の目覚まし時計
音以外で起きる方法として、もう1つは「振動」で起こしてくれる方法があります。
振動目覚まし時計は、枕の下にセットすれば強力な振動で起こしてくれるというもの。アラームも鳴るので、音+振動というダブルで目覚めを促してくれます。
ただし、枕から頭が出ていまうくらい寝相が悪い人には向かないかもしれません。
電気ショックの目覚まし時計
ちょっと荒っぽいですが、どうしても起きれない人は電気ショックの目覚まし時計を取り入れてみるのはいかがでしょうか。
電気はちょっと怖い気もしますが、「アラーム → 振動 → 電気」と設定ができるようです。
通常のアラームや振動で起きないと電気が…という恐怖で目を覚ますか、どうしても起きないときは電気で強制的に起こしてくれます。
部屋が寒くて布団から出られない
つぎに、部屋が寒くて起きられないパターンです。この場合は、朝に部屋が暖まるようエアコンの暖房タイマーをセットしましょう。
起きる時間にあわせて部屋を暖めることで、寒くて起きられないというのがなくなります。
部屋にエアコンがなければ、エアコンがある部屋で寝る、暖房器具を購入する、などの方法で解決できます。
エアコンを設置できなければ、石油ファンヒーターがおすすめです。タイマー付きの機種が多く、部屋がすぐに暖まります。
眠すぎて起きられない
さいごに、そもそも眠すぎて起きられないパターンです。
この場合、考えられる原因はおもに2つ。
1つめは、単純に睡眠時間が足りてないことです。
睡眠時間が足りていなければ、朝起きられないのは当然のこと。
睡眠不足の人は、いつもより30分早く寝るようにしてみましょう。それでもダメなら1時間・1時間半と時間を早めていきます。
睡眠の30分は大きな差です。できるだけ夜ふかしをせず、早めに寝るようにしてみましょう。
2つめは、眠りが浅いことです。眠りが浅いのは、睡眠の質が悪いということ。
この場合は、睡眠の質改善に取り組むことで起きられるようになります。
具体的には、寝る30分前からスマホ操作やテレビをやめる、寝る直前の食事はやめる、決まった時間に寝て決まった時間に起きる、などです。
睡眠の質改善については、下記のコラム(外部リンク)が参考になります。
朝の目覚めをよくする3つの方法
起きる仕組みを作っても、朝の目覚めが悪いと起きるのもツラいですよね。
ここからは、私も実践している朝の目覚めをよくする3つの方法を紹介していきます。
どれも、明日からすぐに実践できます。効果があるので、ぜひためしてみてください!
起きたら陽の光を浴びる
朝起きたら、まずカーテンをあけて陽の光を浴びるようにしましょう。
カーテンをあけて終わりではなく、意識的に陽の光を浴びるのがポイントです。太陽のような強い光を浴びると、セロトニンという脳内物質が分泌されて、目覚めを促します。
陽の光を体内に取り込むことで、自分の身体に「朝だ」って認識させるのです。
私の個人的な意見ですが、朝に陽の光を浴びると頭がスーッと目覚めていく感覚があります。
習慣になれば、いつもスッキリした目覚めで朝を過ごせるようになります。
起きた時間に外がまだ暗いなら、部屋の明かりでも効果があります。
光を浴びる → 身体に朝だと認識させることで、体内時計のリセットを促すのです。
冷たい水で顔を洗う
朝起きたら、顔を洗って頭をスッキリさせましょう。
ポイントは、冷たい水で洗うこと。冬だからってぬるいお湯を使うより、冷えた水を使ったほうが刺激になって頭がスッキリします。
寒い冬だと冷たい水を使うのに抵抗があるかもしれませんが、思い切って冷たい水を浴びると眠気なんか吹っ飛びます。
朝、頭がスッキリしない人は、明日から冷たい水で顔を洗うようにしてみましょう。
夜は早めに就寝する
そもそも論ですが、睡眠時間が足りてなければ意味がありません。
30分でも早く寝るのは効果があります。6時間半と7時間の睡眠では大違いです。
スマホやゲームなどで夜更かししたくなるかもですが、夜は早めに就寝しましょう。
まとめ
朝に起きるための仕組みづくりと、スッキリ目覚める方法について解説しました。
原因を突きとめて対策をすれば、かならず起きられるようになります。
本記事で紹介した具体例を参考に、仕組みを作って対策していきましょう!
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